禁煙して5年の今、タバコについて思うこと

あっこです。


禁煙して丸5年経ちました。
もちろんこのまま惰性で6年目に突入します。

近頃もう二度と吸う事は無いだろうと確信めいた出来事があったので
自分の中の一区切りとしてタバコについて考察してみたいと思います。


私は何を隠そう若い頃から超ヘビースモーカーでした。

家族も吸っていたし、職場も喫煙自由で周りもほとんど吸っていたので何の疑問も持たずに吸っていたのです。

その職場も時代の流れで10年ごろ前からさすがに全面禁煙になったそうですが、当時は銜えタバコで平然と仕事していたものです。
私がいただく海外旅行のお土産といえば主にタバコか酒でした。

一体どんなオヤジだよ!

今思えばお恥ずかしい限りですが当時は特に何とも思っていませんでした。

そしてあろうことか禁煙しようと努力している人に対して、さり気なくタバコの箱を振って一本覗かせつつ差出しては

吸ってもいいよ…フフフ

と不敵な笑みを浮かべて暗黒面に引き込んでいたのでした。

若いって恐ろしいですネ…フフフ

そんな私の初めての禁煙は月並みですが妊娠によってでした。
30歳の時です。

当時は本心からタバコをやめたいと思った訳ではなく、おなかの子供のために吸いたいのをひたすら我慢していた状態でしたので、出産して1ヵ月と経たないうちに気が付けば煙草をくわえていました。

そんな中、実母が入退院を繰り返し育児疲れも加わってタバコの無い生活は考えられませんでした。

息子の発達障害が判明した時にもタバコの無い生活は…以下同文。

保育園に入り事務員のパートをしていた時にもタバコの…以下同文。

ですがこの事務員の時、半ば本気で禁煙を考えた時があります。

なぜなら休憩時間に休憩室でしかタバコが吸えないのです。
至極当たり前の話ですが、今まで例え職場であっても好きな時に好きなだけタバコを吸ってきた私にとってはかなりのストレスでした。

起床時1本
出かける前1本
通勤の運転中に3本

タイムカードを押す前に休憩室で1本
昼休み2~3本
夕方休み2本

帰宅の運転中に3本
帰宅後は気ままに無制限

今思えばこんなにたくさん吸ってたんですねぇ…

ですが当時の私は

こんなに気をつかうなら吸わない方がましだ!

と巷で流行っている禁煙本を読み込み、3回ほど禁煙を試みたのですが

相変わらず母は入退院を繰り返しています。
忙しいと人間イライラしてきます。

パパは吸わない人なのですが、本気でタバコはストレス解消になると思っているらしく
吸った方がいいんじゃない?と善意で声をかけてくれます。

そこで因果応報というやつでしょう。

トドメに上司や同僚にものの見事に足を引っ張られ
毎回2週間位で撃沈していたのでした。

そうこうしているうちに時代はどんどん禁煙方向に進んでいきます。

町中から灰皿が撤去され、飲食店は全面禁煙が主流。
駅周辺での喫煙は罰金です。ホタル族も世間から弾圧を受けつつあります。

ようするに一歩家を出ると吸う場所が無くなってしまうのです。

友達もすでにほとんどの割合で吸いません。

こうなってくると友達と外出して楽しいはずの時でさえ
早く家に帰りたくなってしまうのでした。

タバコを吸うためだけに!

この辺りで私はやっと主従が逆転していた事に気付きます。
もちろん主はタバコです。そしてそれに私が従うのです。

うっすら分かっていたはずですが気が付かない振りをしていたのかも知れません。

そんな折、発達障害の息子が支援級から普通学級に移る事が決まり
それを全力でサポートすべく仕事をやめました。

息子が小学3年生の時です。

その2か月後、母が他界しました。

パパの助けが大いにあったおかげで無事何もかも一段落ついたところで
閃いたのでした。

もうタバコやめていいよ…

どこからとも無くGOサインが出たような感じでした。

しかしいくらGOサインが出たからといって簡単ではありませんでした。

寝ても醒めてもタバコ吸いたい衝動に駆られます。

実際に禁断症状が体に出る訳ではありませんし
体が口が肺がタバコを欲しがるのではありませんが

精神が欲しがるのです。

何しろ主がタバコで従が私なのですから
精神を乗っ取られたも同然です。

う~……タ、タバコ…

不憫に思ったパパが時折

吸いなよ…

そっと囁きます。

この時ほどパパの優しさが仇になったことはありません。

す、吸いなよって言うな~!

逆切れして必死でこらえました。

パパにしてみればいい迷惑です。
吸わなくてもイライラしているし吸えばと言えば怒られる…。
少々煙たくても自由にタバコを吸ってニコニコしているほうがいいに決まっている。
そう思っていた事でしょう。

この地獄のようなピリピリした空気は1か月ほど続きました。

その間いつでも吸えるように未練がましく一箱だけ残してあったタバコに2回手を付けました。

あれほど美味しいと思っていたタバコが苦くてまずくて
吸ったことを激しく後悔したりもしました。

3か月ほど経ってくると、タバコからの精神攻撃にあるパターンがあるのに気が付きました。

強烈にタバコを吸いたくなる精神攻撃はせいぜい3分間。
その3分を我慢すればその後1時間は攻撃してこない。
何かに集中している場合には2~3時間はなりを潜める。
したがってその攻撃は1日に最大10回に満たない。

3分×10回=30分

1日当たり30分だけ我慢すればやり過ごせる事が判った私は俄然強気になりました。

下剋上です。

私が主になったのです。

そうこうしているうちに精神攻撃の持続時間はほんの数秒
つまり一瞬チラッと吸いたいなぁと思うだけになり
それも1日に5回くらいに減りました。

そうしてその攻撃もついには止み1年経ち2年経ち…

もう大丈夫かしらと思っていると
夢の中で車を運転しながら銜えタバコをしている自分が出てきます。
夢の中で吸うタバコの美味しいこと!
その時、夢の中の自分はタバコをやめている事すら思い出せません。

これが3年経つと

シチュエーションは大体同じなのですが
あ!私何でタバコ吸ってんの?せっかく止めたのに~!
ていうかこのタバコいつ買いに行ったの?買った覚えないし!
と夢の中で突っ込む自分がいたりします。

そしてとうとう5年目のある日

再度シチュエーションは大体同じなのですが
うえ!激マズ~!ペッペッ。
まるで現実で吸ったらいかにもそう思いそうな事を考えていました。

ついに夢と現実が一体化したのです。

冒頭お話した、もう二度と吸う事は無いだろうと確信めいた出来事とはこの事です。

ようやくこれでタバコに対して一区切りついたような気持ちです。


若かりし頃、私が足を引っ張った人たちは現在、禁煙できているのでしょうか。

もし止めたいのにまだ喫煙していたら…
一人でのうのうと足を洗った私としては罪の意識を感じずにはいられません。


禁煙したいけれどやめられない。

そんな方にこのプチ体験談が少しでもお役に立てるなら幸いです。

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by cellmeganes | 2015-03-25 19:58 | 日常 | Comments(2)

Commented by の○りん at 2015-04-02 11:09 x
久しぶり。
お元気ですか?

自分は相変わらず走ってます♪
趣味の暴飲暴食の為にと言っても過言ではないかも(笑)

タバコの記事、凄く共感したのでコメントします!
自分もタバコやめて5年ぐらいでしょうか。
止めると、周りからの1本どう?とかの誘惑が多い。
ドラマ、アニメとかのタバコを吸うのを見ると吸いたくなる。
コーヒー、お酒もそう。

後、夢にみるタバコは旨いのに、長く禁煙してて1本吸うタバコは不味いし、激しく後悔するの分かります!自分もそうでしたから!

で、最近も夢に見たんだけど、夢の中で吸うタバコも不味かったんだよねぇ。
で、あっこさんの記事読んで、なるほどと思いました。

これで換気扇の下に置いてある、タバコを捨てる決心つきました(笑)
Commented by cellmeganes at 2015-04-02 16:28
の○りんさん

お久しぶりです♪
いやあそうですかぁ。
そう思っていただける方がいて本当に嬉しいです( ´ ▽ ` )

でもの○りんさんの場合、周りに吸う人が多そうに見受けられますが、そんな中でよく禁煙できましたね。
さぞ大変だったでしょう…(>_<)

自慢じゃありませんが私がもしそのような環境だったらおそらく完全に挫折していたことでありましょう。
そして私の事ですからどうせ今でもきっと禁煙者の邪魔をしていたに違いありません。
う〜む何と迷惑な存在なんでしょう…。
想像をするだけで何だか恐ろしくなってきました。

そう考えるとの○りんさんは立派だと思います(^∇^)

あっこ