カテゴリ:本( 4 )

『マラソン1年生』☆☆☆☆☆

あっこです。

一緒に走ってくれる友人たちの子供達が近頃、次々とインフルに…!

共通して「症状は軽いから元気だけど学校は休まなくてはならない」
という同じ理由から友人たちはジョギングを自粛しています。

かれこれ一週間くらい経ったから、そろそろ夕方ジョギングを再開できそうですが
その間、私は稲沢公園(「生鮮館やまひこ」の斜め向かい♪)で自主練していました。
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木陰の道が多いから、昼間走っても日焼けの心配が少ないのが魅力です。
1周約1kmなので距離も計算しやすいです。

いつもはパパが休みの日の昼間、一緒について行くのですが
先日は初めて独りで朝9時くらいに行ってみました。

公園の駐車場は平日の朝なのに、どういうわけか車がギッシリ!

なになに?

そう思って一歩公園に入ると体操服姿の小学生が疾走しています。
そして三角コーンには何やら矢印…
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【稲沢西小 持久走大会】

見れば広場にたくさんの小学生と先生、保護者達が…!!
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なるほど駐車場が一杯だった訳が分かりました。

うーん…
コースに入っていいのかなぁ…

ストレッチをしながらしばらく様子を見ていると
一般の方も混じって歩いたり走ったりされていましたので
安心して邪魔にならないようにアウトコースの隅を走る事にしました。

ただ、コースのポイントには先生方が立っているので
何回も通り過ぎるのがちょっと恥ずかしいけどネ(≧▽≦)

そして気分よくマイペースで走っていると

4週目で昔の知人にばったり会い
5週目で古今の知人(…表現がおかしい゚∀゚;)にばったり会いました。

昔の知人はウォーキングに
古今の知人はランニングにそれぞれ来たようです。

6週走って1周歩いてクールダウン後、ストレッチしながら
古今の知人とランニングについての話をいろいろしました♪

その人はあちこちの大会に積極的に出場していてその話をとても楽しそうに話すので
ついつい私もいつか色んな大会に出てみたいなぁ…と魔が差してしまうのでした。

そして話の流れで
『マラソン1年生』っていう漫画知ってる?
面白いから読んでみるといいよ。
よかったら貸してあげる。

とのご厚意に甘えて、さっそく借りて読んでみました(*^▽^*)

『マラソン1年生』 たかぎなおこ著
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ザックリと内容を述べると、著者の「たかぎなおこさん」が
友人の「のりこさん」と編集の「かとうさん」とともに一から楽しく
ランニングを始めてホノルルマラソンを完走するまでを描いたエッセイ漫画です。

表紙にあるようにホンワカしたタッチの絵で親しみがわきます。

漫画の冒頭では、いきなり一周約5kmの皇居を走ってみるものの
激しい筋肉痛で思うように続かない…

これって凄く共感です。

最近でこそ、ちょっと走ったくらいでは平気になりましたが
私も最初の1~2カ月位は慢性的に筋肉痛だった気がします(^▽^;)

そこで、たかぎさんはマラソンに関する本を読んで勉強してから仕切り直します。

まずは30分間歩き続けることから始め
ウォーキング、筋トレ、山登りと徐々に体力UPした後
再び5㎞の皇居ランに挑戦です。

結果、筋肉痛もそれほど酷くなくクリア。

やっぱり地道な勉強と体力作りは大切ですネェ…

その後

10㎞の大会を2回 (*´▽`*)タノシソウ

ハーフ21㎞を2回 (;・∀・)スゴイ…

ホノルルフルマラソン (; ゚Д゚)ス、スバラシスギ~!

しかもこのスケジュールを完了するまでの時間は
な、何と4か月間!\(゜ロ\)(/ロ゜)/ギャー!!

ていうか、たかぎさんは最初30分間続けて歩けなかったんですヨ!!
人間やればできるものです!

め、めちゃくちゃ希望が湧いてきました!!

そして他にも色々とためになる事が一杯書かれていて勉強になります。
フムフム…えへへと、あっという間に読んでしまいました。

併せて貸してくれた、この続巻
『マラソン2年生』
『まんぷくローカルマラソン旅』

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こちらもとっても楽しい内容で、思わず旅に出たくなってしまいます。

何といっても食べ物がとっても美味しそうに描かれて(特にビールが!)
読んでいるとものすごくお腹が空いてきます(*´▽`*)グ~♪

ちなみに編集のかとうさん…
途中まで男性だと勘違いしていました。

だって旅先で夜な夜な深夜になると別行動で
飲み屋をはしごするのが趣味って言ってますヨ!

大食いだって!(ヒトのこと言えないケド…)

飲むように生ガキを大量に食べるって!!

……女性だったんですね。

何事も思い込みは禁物です。

そして、ページ№の横には、微笑ましく走っているパラパラ漫画が描かれていたり

奥付には著者をはじめ編集部の中学時代の部活が名前の横に書かれていたり

遊び心満載! 読んでいるだけで楽しいです!!

走る人にもそうでない人にも是非オススメの本で~す(*^▽^*)

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by cellmeganes | 2014-02-02 22:07 | | Comments(6)

『アルスラーン戦記』

あっこです。

近頃の愛知県はエアコンいらずの涼しさです♡

快適快適♪

涼しいと心までシャキッとして気持ちよく読書も進みますね。

というわけで今回も編み物にあまりカンケーなくて恐縮ですが
またまたブックレビューで~す(*^▽^*)

あの…あまり興味ない人はスルーして下さいネ(^▽^;)


さて『タイタニア』ですっかり田中芳樹さんが気に入ってしまった
私の次なるターゲットは…

『アルスラーン戦記』 田中芳樹・著です。
この話も未完で、最近またぞろ続きが刊行されているそうです(・ω・)ノ

で、過去に出版されているものは1‐2巻、3‐4巻、5‐6巻…と
2巻分を一冊にまとめたスタイルで10巻まで再録されています。
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新しく執筆された11巻以降は一巻につき一冊ずつで現在13巻まで。
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この先も順次刊行予定だそうです。

過去にも漫画化や映像化されている作品ですが
最近は少年マガジンであの有名な荒川弘さんによる
漫画の連載がスタートして話題を呼んでいるようです。

今の所、再録分8巻の仮面兵団まで読了しました。
それぞれの巻を漢字四文字で表すのも楽しいですね(´▽`)

あらすじは大まかに…

大らかでお人好しな性格の子供が周りに助けられながら
色々な経験をして人間的に成長し王者としての器に育っていくという
いわば王道のヒロイックファンタジー。

第一部…王都を侵略されて逃げ延びた14歳の王太子アルスラーンが
無双の武人&軍師に付き従われて王都を奪還して即位するまで。

第二部…王になって徳によって国を治めつつ、第一部の伏線回収。


……こんな感じです。

「タイタニア」より少し年齢層を下げたのでしょうか。
それともファンタジーだからでしょうか。

複雑な表現も少なくて非常に読みやすかったです。

中世のペルシア(現在のイランあたり)がモデルだそうですが
多神教の世界観であることから、イスラーム化される前だと思われます。

で、物語は西の国(ポルトガルあたり)から異教徒を改宗もしくは殲滅しに一神教の教徒が遠征してくる…まるで歴史で聞いたような話ですが、ここでは西欧人こそが野蛮人の最たるものとして扱われています。

まさに、イスラム世界からみた十字軍…

一方的な西欧史サイドから習ういつもの学校の歴史とは違って新鮮ですネ(^^♪
それが堅苦しい本ではなく、こうやってライトノベルでお手軽に読めるのは愉快なものです。

まあ、あくまで物語ですので史実とはもちろん違いますが
色々なサイドに立ったモノの見方のいい練習にはなるかと思います。



それにしても。

脇を固めるキャラはどなたも美男美女で性格も良い。
いわゆる変人キャラが大好きな私にとっては隙の無い陣形。

と思ったら…

いました。
顔はいいけど変な人|д゚)

「流浪の詩人・ギーヴ」
(9‐10巻の表紙の人です)

弓や剣は達人レベルだけど、貴公子のような風貌で楽曲を演奏しつつ
事あるごとに女性に近づき口八丁で金銭を貢がせてしまうという
ちょっと困ったちゃんですが、その行いにはまったく悪気がなく
性格も決して悪くないのです。

この人物を表すもっとも分かり易いやり取りを抜粋しましょう。(7巻P100)

兵 「だ、誰だ、きさま!?」

ギーヴ 「自分が得をするのは赦せるが、他人が得をすると、つい正義を口にしたくなるずうずうしい男さ」



ギーヴよ……
どこまでも応援しましょう(゚∀゚)フフフ



ところでちょっとだけ気になってというかムズムズしてしまった所があります。

それは登場人物の名前が「ファランギース」などといかにもペルシアチックで
素敵なのですが、そのような華麗な名前の人たちが
「おぬし」とか「~ござる」とか
日本の時代劇言語を操っているのが何とも…

う~ん、まぁ慣れてしまえばどうという事はないんだけどネ(´ー`)


これからは続巻が出た時に話の内容を忘れてしまわないためにも
ペース配分に重きを置いてジワジワと残りの巻を読むで~す(*´▽`*)




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by cellmeganes | 2013-09-07 15:55 | | Comments(0)

『タイタニア』

あっこです。


忘れた頃にやってくるブックレビュー(*^▽^*)ヘーイ

今回はこれです。

『タイタニア①~③』  田中芳樹・著
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先日アニメのDVDを少しだけ観て面白かったので
すぐに原作が読みたくなったのがきっかけです。

私の場合、映像だと演出や演技の間合いとかが少々まどろっこしく感じてしまって…。
活字の方が時間軸を超越できるし、言外の言葉は映像でセリフ化されないことが多いので本が好きなのです。

というわけで蔵書検索をかけて所在を確認後
稲沢市図書館へGO☆

お、あったあった
えっへっへ(゚∀゚)


さてさて…

「タイタニアなくして帝国なし」と公言し
一帝国の臣下でありながら宇宙の覇権を握って200余年
無敗を誇るタイタニア一族は繁栄を極めていた…。

ところが地方の一戦闘で、無名の天才用兵家に
タイタニアはまさかの敗北を喫してしまう。

歴史は今、大きく動き出そうとしていた!



と、こんな感じで始まるスペースオペラです。



作者はあの『銀河英雄伝説』で有名な田中芳樹さんなので
安定感は抜群です。


この方の素晴らしい点は
単純な「勧善懲悪」ではない所です。

善い悪いどっちなんだと決めつけず、裁かず
人間の心の動きや組織のありようをそのまま表現されているので
どの立場の登場人物にも感情移入がしやすいですね。


ちょっとセリフをピックアップ♪

「イドリスはさぞ怒るだろうな。これだけ悪役にしたてあげられたのでは」

「彼は彼で、吾々を悪役にしたてようと懸命さ。あさましいが、これが戦争というものだ。
悪を撃つという名分がなくては、人は殺しあえぬ」

「悪と善の戦いか」

「いや、悪と悪だな、多分」

「せめては、より少ない悪でありたいものだが、さて、どんなことになるか……」



これに人物背景が加わると
シビレます()ビビビアヒャー


早く続きが読みたすぎ~!

だけど続きが無~い!

この作品、何十年も前に書かれて未完で眠っているらしいです。


ところが何と最近執筆を再開されて、年内には続きの4巻が出るというニュースが☆

めっちゃ楽しみ(≧▽≦)イエーッ!!




そこでこれから是非読んでみたいと思われる方に
ちょっとだけお節介な補足です☆


この著者は事あるごとに独特の歴史的観点から俯瞰した書き方をされたり
現代用語ではあまり使わないような単語を多用されたりして
慣れるまでちょっとだけ読みにくいです。


特に、1巻のド初っ端は「タイタニアの勃興」と題して
17ページにも及ぶこの時代の背景がつらつらと200年分述べられていて、何度か本を放り出しそうになりました。

その間、登場人物やセリフがあるわけではなく…

ただ固有名詞、タイタニアの先祖の人名、星の名前や地理的特徴などがわーっと出てきて、いかにも「頭に入れておくように」と言っているような構えです。

が、便利な点もあります。

ここに設定が書いてあるとだけ頭の片隅に置いておけば
作中に特定の地名などが出てきた場合たやすく調べることができます。

なので、冒頭は流し読みで十分だと思いました。


そしてこの著者は、やや穿った見解や独自の思想を登場人物に考えさせたりします。
いわゆる「田中節」と呼ばれる表現です。

好き嫌いが真っ二つに分かれる所です。
ここで熱狂的なファンになる人がいる一方、強烈なアンチになる人もいるそうです。


なるほど楽しい考え方もあるものだと面白がることができれば幸いですが
その考え方自体がお気に召さない方や、あーじゃこーじゃ面倒くさいのが苦手な方は疲れてしまうかもしれません。


かく言う私もちょっぴり「もう分かりました」と思う時がしばしばで
実際何度も意識が遠のきました(ノД`)・゜・。



でもその分を引いてもゆうに余りある話の面白さがありましたヨ♡♡♡

暇があったら他の作品も読んでみたいで~す(*'▽')



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by cellmeganes | 2013-08-12 00:34 | | Comments(0)

百年法

あっこです

おかげさまで順調に風邪のフルコースを頂きました。
フルコースは何十年か振りのことです。

極限の一山を超えた後に待っているのは
「まだ体は動かないけど、頭はちょっとスッキリしてきた退屈な状態」
と言えましょう。

テレビ画面はまだ脳にシカシカッと刺激が刺さりますから
そんな時には読書です。
『百年法』
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昨年、話題の一作としてテレビで採り上げられていたので
当時、放映中リアルタイムで、素早く図書館にweb予約したにもかかわらず
すでに何人か待ちだったという人気の本です。

手元に来るまで2か月以上かかりました。
期待大です。

人はHAVIというヒト不老化ワクチンのような物を摂取することで
永遠の若さを手に入れるそうです。

ワクチンを受ける際
「処置を受けた百年後には生存権を剥奪される」
ことに誓約させられます。

受けるときは百年後のことなど、ずっと先の話だと誰もが思いますよね。

架空の国、日本共和国では
ほぼ全国民がそれを受けていて
ついに第一期の処置者の生存期限が来年に迫っている
というあたりから物語はスタートします。

生存権が剥奪された者は一年以内にターミナルセンターへ出頭して
いわゆる安楽死処置を受けなければなりません。

当然、老化もしていないし、どこも悪くない人たちは
嫌がるわけで、国民投票を行った結果
百年法は一旦凍結されてしまいます。

凍結されたらどうなったか
人はますます不安定になっていきます。
では一体いつ死ねばいいのだと。

あまりネタバレでは何ですので、筋はこれくらいで…

えっ!と思ったのは
死ぬまで生理が来る設定です。

いくら不老でも何でもそりゃあんた…
卵子の数が有限&打ち止め説はあっさりスルーの構えです。

当然、80歳代の出産とかも物語中に存在します。

いくら体年齢が若いからと言ったって
その年齢ともなると
何か、もうそういう事飽きちゃった
みたいに思わないのかしら…

思わないらしいです。
精神的な成長は、体の老化と深く関係がある設定で
登場人物たちは皆、気持ちまで若いままなのです。

ひょえ~(´Д`)~

右も左も20代
どこへ行っても20代

何だか社会全体が
先生のいない学校みたいだネ。

生きるとはどういうことか
死ぬとはどういうことか
それはコインの裏表なのかもしれません。

片方だけしか見たくない
と、しがみ付くと
必ずどこかで破綻するような気がします。

これは私、何にでも思うことなんですが…

例えば、アンチエイジング。

女性にとって、とても大切ですが
しがみ付くと執着になって
かえって本来あるその方の美しさを歪めてしまう
可能性を孕んでいるように思えます。

老いがあるからこそ若さがあり
死があるからこそ生があることを
この本を読むことによって
今一度、深く考えさせられました。

ストーリーは逸品。
名著でしたヨ~。
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by cellmeganes | 2013-02-03 12:32 | | Comments(0)